板金技術向上!BP研鑽会開催しました!その①
皆さん、こんにちは
先日、当社ボデーサービスセンターで開催しました
「BP研鑽会」実技セクションの様子をPOSTします
日頃、当社にご入庫戴いているお客様が、万が一、事故や
愛車をぶつけてしまった…という時に活躍してくれているのが
当社のBP(ボデー・ペイント)エンジニアです
ボデーエンジニアは車の外板の凹みや、曲がってしまった内板(骨格)を
修理、元通りにする仕事をしています
ペイントエンジニアはボデーエンジニアが直した、外板、骨格などに
経年変化を加味しつつ、色を塗り、ピカピカに磨く仕事をしています
よりお客様のお車を迅速、且丁寧に、そして前より綺麗に元通りに戻したい
という想いを皆、持っています
その想いと技術向上を狙いに「BP研鑽会」を開催しました
今回はお伝えしたい事が多いので、2回に分けてPOSTします!
最後までご覧戴けると幸いです!
まずは、ボデーエンジニアの競技から
①ドアの凹みを、いかに新品レベルまで修理出来るかという課題です
まずは凹みを直す為に、ワッシャーを溶接して、鋼板を出していきます
次にパテという紙粘土のような部材※を塗ってゆき、凹み面を修正、形成します
※乾いたら鉄板と同等の強度になります
そして塗ったパテを研磨していくのですが、これがかなり難しい…
日頃から養った感覚のみで、凹んでいない部分と段差がない様に
元通りのドアと同じデザインに再現していきます
最終調整は目視と手から伝わってくる凹凸、高さの感覚で行います
制限時間内に完成!出来栄えは…私が見たところ!
最高ですね~そして休憩時間にみんなで講評しました
➁次は外板に見立てた鉄板を切り継ぎ、溶接、再建する課題です
まずは切り継ぎを行う場所決め、切断、溶接を外していきます
次に溶接するパネルの準備、調節を
そして溶接、研磨していきます
この溶接が課題のポイント!熱により鉄板がひずむ計算をしながら
均等に溶接していきます!
これにてボデー競技競技終了です
大変、お疲れ様でした
出来栄えに関しては、12月に愛知県、静岡県など
東海地区の他県の販売店と講評会で検証します
今回、コロナ禍などの事情により開催するか悩みました…
しかしながら、
ネッツ岐阜はいつまでも「挑戦者」の気持ちを忘れない!
そして、日頃、お客様と接する機会が無い「BPエンジニア」も
お客様の事を想って、業務、技術の研鑽をしている事を
お伝え出来て本当に良かったです
次は「ペイントエンジニアの競技」についてPOSTします